ヨット
発動機やキャビンのない小型のヨットを「ディンギー」、発動機やキャビンのある大型のヨットを「クルーザー」と呼び分ける事がある。 ただし、これらの船艇を使ったレースはyachtraceと呼ばれる。 日本語で「ヨット」と言う場合は、「小型の帆船」のニュアンスで用いられている事がほとんどである。 これはヨットがセール(sail:帆)を使って進むからである。 外洋を長期間・長距離に渡って航行することができるながら、わりと小型で個人で運用できるであるため、冒険心のある人物による単独での大洋の横断、無寄港での世界一周などが行われている。 ヨットでの航海やヨットゲームのことをセーリング(sailling)ともいう。 英語では、帆走ヨット(saillingyacht)、あるいは単に帆船(sailboat)と呼ぶことが多々ある。 乗員数も一人乗りから10人以上まで様々であり、施設もラダー(舵)、セール(帆)、キール(竜骨)しかないものからキャビン、発動機を完備したものまである。 現在、ヨットと分類される船舶は非常に多岐にわたっている。